似非科学を暴きたい

大げさな宣伝はえてして真実を隠しています

医者信仰と自己治癒

本屋にあふれる健康雑誌がこんなに多い国は日本くらいではないだろうか。

健康になった人が良かれと思って自分の体験を伝える「◯◯式」や医者が推奨、監修した本など多種多様である。

 

人はみな違う、人の見た目と体はしているが、体のシステムが全く同じとは思えない。

日本では「医者信仰」が強く、自分でなんとか、というところは思っているより弱い。

だから、少しでも何かあると医者に行き、診断してもらい、薬をもらい安心する。

 

だが、北海道帯広の例のように病院がなくなると、病人が減るという現象は、単に診断機関がなくなったから、と分析できるものではないだろう。

 

無ければ無いで工夫し、少しでも意識と頑張り、そして、自己回復を「待つ」ということがいかに大切かと感じてしまう。

 

人には本来良くなろうとする機能がある。治るまでの時間稼ぎをするのが薬の役割ではないのかと思う。

 

改めて、本や雑誌の信頼性や再現性はあまり高くない。そして、ネットワークビジネスの製品も口先だけで信頼できるものは非常に少ない。いい品質だから高い、というのは単に思考停止にさせるフレーズで、化粧品などの原価は驚くほど安い。

 

なぜだか、疑いの晴れない企業が多すぎる。